詩篇 2:1-12

「天の御座に着いておられる方は笑い」(2:4)

人類の歴史は、アダムとエバ以来、神を否定し、神のみこころを求めることなく、自分の欲望を成し遂げたいと願うことに尽きます。そのため、自然界の秩序は崩れ、人間社会の調和は失われました。しかし、人がどんなに天につばを吐こうとも、それがその人に返ってくるように、神は人間の企てを一笑されます。ある人が、壁にこう書きました。「神は死んだ。ニーチェ」次の日、別の人が、壁にこう書き加えていました。「ニーチェは死んだ。神」ボルテールという哲学者は、二〇世紀になる前に、聖書はこんな本もあったと博物館入りすると言いました。私たちは今、二一世紀に生きていますが、聖書は、博物館入りするどころか、今も、世界のベストセラーです。逆に、ボルテールは、専門家以外あまり知られていません。まず何よりも、天に座すお方を認めることができますように。

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