「主を恐れることは知識の初め。愚か者は知恵と訓戒を蔑む。」(1:7)
メッセージ訳では7節をこのように訳しています。
「神からはじめましょう。学ぶことの第一ステップは、神にひざまずくことです。」
ユージーン・ピーターソンという神学者はこんなことを言っています。
「箴言は、人生のあらゆる詳細が永遠の重要性があるという聖書の声明です。」
聖書の神は、私たちの宗教的側面しか関心がないというお方ではありません。私たちの日々の生活も、重要なものとして関心をいだいておられます。家族生活を、信仰生活と同じ真剣さで聖書は扱います。ですから、聖書は信仰面だけではなく、生活面においても私たちの規範となります。
「知恵は町の中で叫んでいます」(20節LB)
とありますが、聖書は生活の現場に関わるものです。
「では、どうしたら賢くなれるのでしょう。まず主を信じ、主を大切にすることです。愚かな人は主の教えをさげすみます。」(7節LB)