「私の叫びの声を心に留めてください。私の王、私の神。私はあなたに祈っています。」(5:2)
「主よ。朝明けに、私の声を聞いてください。朝明けに、私はあなたのために備えをし、見張りをいたします。」(3節)
とありますので、この詩は「朝の祈り」と一般的に言われます。一日のはじめを、祈りをもってはじめるという習慣を身に着けることができれば大きな力となります。出エジプト16:21にこういう箇所があります。
「彼らは、朝ごとに、各自が食べる分だけ、それを集めた。日が熱くなると、それは溶けた。」
これは、荒野で天から与えられたマナのことです。マナは取り置くことはできず、毎朝集めなければなりませんでした。同じように私たちも、朝ごとに祈り、聖書のみことばをいただく必要があります。昨日祈ったから大丈夫と言うことにはなりません。ただ私たちが祈る方は王なる神であることは忘れてはいけません。主権は王なる神にあります。