「わが子よ。罪人たちがあなたを惑わしても、彼らに従ってはならない。」(1:10)
イエス様はこの世と隔離して世捨て人になるようにとは言われませんでした。私たちは「この世の中」で地の塩、世の光となるようにと言われました。ただ、「この世の中」で生きていても、「この世の者」となってはいけないと言います。私たちはこの世の誘惑に対抗するように召されています。箴言はこのバランスをどのように達成できるか実践的なアドバイスを与えています。今日の箇所は、悪を行う人と一緒にその悪の道を歩いてはいけない(15節)と警告しています。つまり、誰かがやっているからと言って、一緒になってやってはいけないということです。どんなに惑わされても、それに従ってはいけないと。「みんなやっている」かどうかは重要ではありません。神のみこころかどうかが重要です。