「愚か者は心の中で、「神はいない。」と言っている。彼らは腐っており、忌まわしい事を行なっている。善を行なう者はいない。」(14:1)
聖書は「神はいない」という態度が、すべての問題の根源だと教えています。メディアは「宗教」が恐ろしいと洗脳しますが、「神はいない」という思想の下で、多くの血が、中国、ソ連、北朝鮮といった共産圏でも流されてきた歴史を忘れてはいけないと思います。最近も、中国の小学生向けの教科書から外国文学作品の中の「神様」や「聖書」などの表現が削除されたことが、話題になりました。人間を造られた創造主を否定して、すべてを偶然だと片付けてしまいますと、人間の尊厳も、存在意義も見失われててしまいます。神を恐れない人は、「人々をファスト・フードのように扱う」(4節MSG)という現実を心に留めることは大切なことです。