「あなたは釣り針でレビヤタンを釣り上げることができるか。輪繩でその舌を押えつけることができるか。」(1節)
レビヤタンが何であるか、今もよく分かっていません。学者によっては竜(ドラゴン)だと主張します。恐竜と考える学者もいます。分かっていることは、神様以外にはコントロールできない海の怪物であるということです。二一世紀に入り、どんなに衛星写真が発達しても、人類は地球上の生命体のすべてを把握しているわけではありません。未知なる世界は今も存在していることを忘れてはいけないと思います。人類は神ではありませんし、永遠に神になることはできません。知らないことを知り、謙遜になることが大切です。ここでのレビヤタンは、破壊的力の象徴でもあると考えられますが、それさえも神の管理下にあると言う事実を、心にとめることも大事だと思います。
「王の王、主の主なる偉大なる神様、あなたの力と主権を認めます。あなたをあがめ、たたえます。」