詩篇 27:1-6

「私は一つのことを主に願った。私はそれを求めている。私のいのちの日の限り、主の家に住むことを。主の麗しさを仰ぎ見、その宮で、思いにふける、そのために。」(27:4)
ダビデは、
「神が私の側におられるから、私に恐れはない、誰も、何も恐れない」(1節MSG)
と告白します。そう言うダビデは恐れる理由がありました。彼は、
「私を亡き者にしようと襲いかかる悪者」(2節LB)
の存在を認識していたのです。ダビデがそのような状況の中で視点を転換することができたのは、神への礼拝を第一としたからです。主の麗しさを仰ぎ見ることを第一としたからです。神に礼拝を捧げる場所こそ、
「騒々しいこの世界にあって、唯一の静かな、安全な場所」(5節MSG)
です。
ダビデは「一つのこと」を主に願いました。一つのことですが、三つの動詞で表現しています。
「主の家に住む」
「主の麗しさを仰ぎ見」
「その宮で、思いにふける」

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