「待ち望め。主を。雄々しくあれ。心を強くせよ。待ち望め。主を。」(27:14)
時として、キリスト教信仰を、死後の保証のように考える人がいます。もちろん、キリストを信じるだけで天の御国に入ることができます、しかし、それは、この地上で神のすばらしさ、良さを見ることができないという厭世的な信仰とは違います。ですから、詩人は言います。
「私は信じます。生ける者の地で主の恵みにまみえることを。」(13節協会共同訳)
私たちは、生きているこの地でも神の恵み、いつくしみを体験することを信じなければなりません。ですから詩人は言います。
「いらだってはいけません。主を待ち望みなさい。主は必ず来てくださり、あなたを救ってくださいます。勇気を出しなさい。主を待ち望みなさい。主はきっとあなたを救ってくださいます。」(14節LB)