「昼には、主が恵みを下さり、夜には、主の歌が私とともにあります。私のいのちなる神への祈りが。」(42:8)
詩篇42篇は神と他者に失望した人の歌です。詩人は歌います。
「わがたましいよ。なぜ、おまえは絶望しているのか。なぜ、御前で思い乱れているのか。神を待ち望め。私はなおも神をほめたたえる。私の救い、私の神を。」(11節)
詩人は絶望の中で、それでもなお神をほめたたえることを選びます。人生の中で、私たちが制することができない出来事に遭遇する時、私たちは神に助けを求めます。そして信仰者は神の力を発見します。
「あなたの大滝のとどろきに、淵が淵を呼び起こし、あなたの波、あなたの大波は、みな私の上を越えて行きました。」(7節)
たとえ悲しみの洪水が襲ってきても、神は
「日ごとに変わらない愛を注いでくださいます。私は夜通し賛美の歌を歌い、いのちを授けてくださった神に祈りをささげます。」(8節LB)