「そうすれば王はあなたの美しさを慕うだろう。彼こそあなたの主。彼の前にひれ伏せ。」(45:11)
初代教会は、キリストと教会の関係を今日の詩篇に見るような花婿と花嫁の関係で理解してきました。キリストは教会を愛され、教会はキリストを主としてひれ伏します。それでは、キリストが慕う教会の美しさとは何のことでしょうか?それは自然の美しさ、外見の美しさということではないようです。
「人はうわべを見るが、主は心を見る。」(1サムエル16:7)
と聖書は言うからです。実際、教会の歴史も、残念ながら決して美しいとは呼べないものです。それでもなおキリストが美しいと慕うのはどうしてでしょうか?それは、
「神がご自分の血をもって買い取られた」(使徒20:28)
からということもあると思います。
「栄光の望み」(コロサイ1:27)
聖霊が働かれているということもあると思います。驚くばかりの恵みであることには間違いありません。