「私の叫びの声を心に留めてください。私の王、私の神。私はあなたに祈っています。」(2節)
「主よ。朝明けに、私の声を聞いてください。朝明けに、私はあなたのために備えをし、見張りをいたします。」(3節)
とありますので、この詩を「朝の祈り」と一般的に考えられています。一日のはじめを、祈りをもってはじめるということは素晴らしいことです。律法的になる必要はありませんが、朝毎の習慣は、聖書的でもあります。出エジプト16:21にこういう箇所があります。
「彼らは、朝ごとに、各自が食べる分だけ、それを集めた。日が熱くなると、それは溶けた。」
これは、天から与えられたマナのことではありますが、朝ごとに祈り、聖書のみことばをいただく、というのは、聖書的な習慣だと思います。2節をLBはこう訳しています。
「私は神様以外のだれにも、決して祈ったりしません。」
聖書は「神様だけに頼る」ということを、私たちが学ぶ必要があることとして語っています。