「主よ。あなたは貧しい者の願いを聞いてくださいました。あなたは彼らの心を強くしてくださいます。耳を傾けて、みなしごと、しいたげられた者をかばってくださいます。地から生まれた人間がもはや、脅かすことができないように。」(17、18節)
リビングバイブルでは、こう訳しています。
「主よ。あなたは謙そんな人の望みが何であるか、ご存じです。必ずその叫びを聞いて救いの手を差し伸べ、心に安らぎを与えてくださいます。主はみなしごや虐待されている人たちのそば近くにいてくださるお方です。おかげで彼らは、この世の人間から、二度と脅かされることはありません。」
1節では、詩人は神を遠く感じていました。苦しみのときに、神の不在を感じていました。しかし、最終的に神が実はそば近くにいてくださるお方であることを確信します。詩人を確信に導いたのは、「祈り」であることを心に留めたいと思います。