先日、次男の嗣音が十九歳の誕生日を迎えました。教会の皆さんには幼いころから見守り育てていただき、心から感謝しております。本来ならTCUで寮生活が始まっているはずでしたが、このような状況のため家族そろっての思い出深い一日となりました。
本人にお祝に何が食べたい?と聞いたところ「たこが食べたい」とのこと。?え?と聞き返してしまいましたがあの、いわゆる一般的な「たこ」だというのです。嗣音はたこが大好きだということを実はつい最近知ったのですが、まさか誕生日にたこを要求するとは。というわけで生きたたこをゲットするため南部市場へ行ってきました。網に入った生きのいいたこを購入し、塩で洗い、茹でること三分。ほかほかのたこが茹で上がり、刺身とから揚げにしました。今度はいつ明石のタコが食べられるかねーなんて、他愛のない会話をしつつ過ごしました。何気ない日常の何気ない一コマですが、神様の恵みを静かに数え、感謝する何とも暖かい時間となりました。
(小山晶子牧師婦人)