「悪を企む者の心には欺きがあり、平和を図る人には喜びがある。」(12:20)
「平和を図る人」は、「シャローム」を奨励する人という意味があります。「シャローム」は「平和」以外にも意味があるので、LBでは、「良いことをする人」と訳しています。今日の箇所には「悪を企む者」と「シャロームを奨励する人」のコントラストが出てきます。
「批評好きは人を傷つけますが、知恵ある人のことばは慰め、いやします。」(18節LB)
シャロームを奨励する者は、次のことばを心に留める必要があると思います。
「どんなに沈んでいる人も、励ましのひと言で心が軽くなります。」(25節LB)
「心の不安は人を落ち込ませ、親切なことばは人を喜ばせる。」(新改訳二〇一七)
今、多くの人が不安と心配で、沈んでいると思います。「シャロームを奨励する人」として、「励ましのひと言」、「親切なことば」を発することができますように。