「さあ聞けすべて神を恐れる者たちよ。神が私のたましいになさったことを語ろう。私はこの口で神を呼び求めこの舌で神をあがめた。」(66:16,17)
神がなさったことを語ることを「証」と呼んでいますが、「証」は自分の信仰だけでなく、それを聞く者たちの信仰も励まします。「証」は、自分の口で神を呼び求めることから始まります。祈ることなしに始まりません。また、詩人はこのように言います。
「もし私が罪を告白していなかったら、主は祈りに答えてくださらなかったでしょう。」(18節LB)
罪を放置せずに、過去の罪を告白し、悔い改めて、赦しを受け取ることも大事なことです。(1ヨハネ一・九参照)もし、罪を放置するなら、神との関係の障壁となるからです。神は祈りを聞かれる神です。詩人は告白します。
「神は身を乗り出すようにして、私の祈りを聞き届けてくださいました。」(19節LB)