「あなたの足を永遠の廃墟に踏み入れてください。敵は聖所であらゆる害を加えています。」(74:3)
私たちは魂の闇と呼ばれる体験をする時があります。詩人のように、
「ああ神よ。なぜいつまでも私たちをお見捨てになるのですか。なぜ、あなたを信じて従う私たちに、こんなにも激しい怒りを向けるのですか。」(1節LB)
と叫ばずにはいられない時があります。まさに、
「こんな状態がいつまで続くのか、だれも知りません。」(9節LB)
このような詩篇が聖書に含まれている理由は、まず、そのような苦悩を体験しているのは「あなただけではない」ということを知るためです。残念ながら、
「キリスト・イエスにあって敬虔に生きようと願う者はみな、迫害を受けます。」(2テモテ3:12)
また、この詩は、どうやって祈ればよいか分からない、私たちが自分の祈りのことばとして祈るためでもあります。神は私たちの祈りを聴かれるお方です。