「神は上の雲に命じて天の戸を開き、彼らの上に食べ物としてマナを降らせ天の穀物を彼らに与えられた。」(78:23,24)
今日の箇所は、エジプトから約束の地に向かうイスラエルの民のことが記されています。イスラエルの民は岩が裂けて水が湧くという奇跡を体験したのにも関わらず、「欲に任せて食べ物を求め」(18節)、言いました。「荒野で食事を備えることが神にできるのか。」(19節)神はこれを聞いて怒られました。「これは彼らが神を信じず御救いに信頼しなかったからである。」(22節)。それでも神は天の糧、マナをイスラエルの民に与えられました。神の奇跡は不信仰な民にも現わされました。しかし、不信仰を是としたわけではありません。神を信頼しようとしない民に対して、神は怒られます。
「皆さん。心が悪に染まって信仰をなくし、生ける神から離れることがないように、自分の心を見張りなさい。」(ヘブル3:11)