「正義によって得たわずかなものは、不正によって得た多くの収穫にまさる。」(16:8)
この世は「正直者が馬鹿を見る」と言われます。しかし、聖書は言います。
「正直に商売すること、それは主の決めた鉄則です。」(11節LB)
この世の価値観ではなく、神の国の価値観に生きることが求められています。モーセは、エジプトの王子として裕福な生活をしていました。しかしモーセは、
「はかない罪の楽しみにふけるよりも、むしろ神の民とともに苦しむことを選び取りました。彼は、キリストのゆえに受ける辱めを、エジプトの宝にまさる大きな富と考えました。それは、与えられる報いから目を離さなかったからでした。」(ヘブル11:25,26)
神が私たちに与えてくださるものは、この世が私たちに与えるものよりもはるかに勝っています。ですから聖書は言います。
「人をだまして大もうけするより、わずかずつでも正直に稼ぐほうがましです。」(LB)