「私は助言を下さった主をほめたたえる。まことに、夜になると、私の心が私に教える。」(7節)
助言を求められた時、まことの助言者である主に求めるように励ますならば、神が語ってくださるという世界を体験できると思います。加藤常昭先生がこんなことを言っています。
「今の若い人たちは聖書を読まないとか、聖書は難しいとか、古い時代の文書であるとか、そう言われているけれども、そんなことはないんだ。今の人たちがなぜ聖書から遠ざかってしまったかというと、今の若者たちに責任があるのではなくて、我々神学者に責任がある。我々神学者がどうしているかというと、『あなたがた素人は、我々専門家が説明をしないと聖書がわからない人たちだ』と言っている。だから、聖書のある箇所を読んでも、そういう考えを植え付けられている人たちは、これについて専門家が語っている文章を読まないとわからない。」
牧師でなくても、専門的な教育を受けていなくても、日々、聖書を開くならば、神様が必ず、私たちに語ってくださいます。