「この者は一日中、自分の欲望に明け暮れる。しかし、正しい人は人に与えて惜しまない。」(21:26)
メッセージ訳では26節をこう訳しています。
「罪人はいつも彼らが持っていないものを欲している。神に忠実な者は、いつも彼らが持っているものを与えている。」
17節に、
「快楽を愛する者は貧しい人となり、ぶどう酒や油を愛する者は富むことがない。」
とあるように、聖書は快楽主義に警鐘を鳴らしています。快楽を追求する人は人を羨むことしか知りません。しかし、神を恐れる人は喜んで人に与えます。そして、そのように生きることによって人は「充実した生活」(21節L B)を見出します。ですから、イエス様は言われました。
「まず神の国と神の義を求めなさい。そうすれば、これらのものはすべて、それに加えて与えられます。」(マタイ6:33)
私たちは神の御国、すなわち神のみこころがこの地になされることを求めて生きることが求められています。