「彼のことばがそのとおりになるときまで主のことばは彼を錬った。」(105:19)
救いの御業としてまず語られているのはヨセフ物語です。ヨセフは最終的にエジプトの「総理大臣」(創世記41:42LB)に任命されます。そして、ヨセフを通してイスラエルの民は増え、大民族になります。(24節L B)しかし、ヨセフの人生は波乱万丈でした。聖書はさらりとこのように言います。
「神の時が来るまで、ヨセフは忍耐を試されました。」(LB)
神の御言葉が実現するまで、神の御言葉が私たちを試されるという世界があります。本当に神の御言葉を信じて生きているのか試され、練られるという世界があります。何があっても神の御言葉を握りしめ生きていくならば、ヨセフのように神の御言葉が実現する時が来ます。なぜなら、神の口から出る神の言葉は、必ず神のみこころを成し遂げ、神が言い送ったことを成功させるからです。(イザヤ55:11参照)