「私にあなたの仰せの道を踏み行かせてください。私はその道を喜んでいますから。」(119:35)
「へー」(ה)から始まるアルファベットの詩。
四十節以外は、ヒフィルという動詞の語幹の命令形。ヘブル語の命令形は、神に向けられる場合は、祈りを表します。詩人の祈りは、神の御言葉に生きることです。
「主よ。あなたのおきての道を教えてください。そうすれば私はそれを終わりまで守ります。」(1節)
詩人は、神のみことばに生きる事が容易いことではない事を知っていました。誘惑や葛藤がある事を知っていました。
「不正な利益を求める事なく、従順の道を選び取らせてください。あなたのご計画以外のものに目を奪われることがないようにしてください。私の心を奮い立たせ、ひたすらあなたを慕わせてください。」(36,37節LB)
神の御言葉は喜びです。