「時宜にかなって語られることばは、銀の彫り物にはめられた金のりんご。」(25:15)
「銀の彫り物にはめられた金のりんご」の意味はよく分かっていませんが、メッセージ訳では「カスタムメイドのジュエリー」と訳しています。適切な時に、的確に語られることばの力を私たちは過小評価すべきではありません。
「小さな水のしずくでも、長い間には堅い岩をけずります。同じように、じっと忍耐していれば、柔らかい舌が堅い骨を砕くことになるのです。」(15節LB)
「怒りを遅くすれば、指揮官も聞き入れる。柔らかに語る舌は骨をも砕く。」(同協会共同訳)
怒らず、忍耐強く、柔軟に語り続けることが、結果として時宜にかなって語られることばとなるのだと思います。