箴言26:3-12

「自分を知恵のある者と思っている人を見たか。彼よりも、愚かな者のほうが、まだ望みがある。」(26:12)

箴言には賢い者の道と愚かな者の道が比較されています。今日の箇所は特に愚かな者に焦点が当てられています。私たちは悪に対しては注意をするのですが、愚かさに対してはあまり気にしない傾向があります。箴言は、悪と同じように愚かさも破壊的だと警告します。そして愚かさよりも注意すべきは、「自分を知恵のある者と思っている人」だと言います。キリスト教哲学者、パスカルは言います。「懐疑論について疑いながら話す人は少ない。」本当の愚かさは、自分が賢いと自惚れている人と言うことだと思います。聖書は言います。

「自分は何かを知っていると思う人がいたら、その人は、知るべきほどのことをまだ知らないのです。」(1コリント8:2)

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