「薪がなければ火が消えるように、陰口をたたく者がいなければ争いはやむ。」(26:20)
前半部分は、怠け者の言い訳。
「怠け者は「道に獅子がいる。広場に雄獅子がいる」と言う。」(13節)
そもそも何でもかんでも恐れていては何もすることはできません。このような言い訳をする理由は「面倒がる」(15節)からだと言います。恐ろしいことは、「彼らは大学の教授陣よりも自分たちの方が賢いと考える」(16節MSG)と言います。
後半は、噂話(ゴシップ)の問題です。噂話は、自分で広げることだけでなく、聞こうとすることも問題だと聖書は言います。それは「腹の奥に下って行く。」(22節)と警告しています。火に薪をくべないこと。争いがやむように、平和をつくる者となること。それが聖書が教える知恵です。
今日、十月三十一日は宗教改革記念日です。世界中のキリスト者がキリストにあって一致することができますように。