「主は貧しい者を公義に導き、貧しい者にご自身の道を教えられる。」(9節)
「貧しい者」というのは、文字通り、経済的なものとしてだけとらえてしまいますと、神様が本当の意味で語ろうとしている意味を失ってしまうと思います。聖書が言いたいのは、神様に望みを置く以外、どうしようもない状況にある人と言う意味です。「神様がどうしても必要」という人に、神様がご自身の道を教え、導いてくださるということです。アルゼンチンで起きたリバイバルはいい例だと思います。インフレでお金の価値がなくなり、人々は銀行に信頼することもできなくなりました。仕事もなくなり、企業にも、信頼することはできなくなりました。汚職ばかりで政治にも信頼することができなくなりました。ただ、神様に求める以外どうしようもないという状況の中で、アルゼンチンにリバイバルが起きたのです。神様は、「神様に求める以外どうしようもない」という飢え乾きがあるところに臨んでくださいます。