「まことに、御怒りはつかの間、いのちは恩寵のうちにある。夕暮れには涙が宿っても、朝明けには喜びの叫びがある。」(5節)
私たちの人生は夕暮れと朝明けの繰り返しです。順境の日があれば、逆境の日があります。LBでは、6、7節をこう訳しています。
「順境の日に、私はこう言いました。『いつまでも今のままだ。だれも私のじゃまはできない。神様が恵んでくださって、私をびくともしない山のようにしてくださった。』ところが、神様は顔をそむけて、祝福の川をからしたのです。たちまち私は意気消沈し、恐怖におじまどいました。」
私たちの人生はまさに、そのような涙と喜びの繰り返しだと思います。暑い夏がやがて終わり、収穫の秋が来るように、私たちの人生にも様々な季節があります。ヤコブは、こんなことを言っています。
「悩んでいる人がいますか。その人は、神様に祈り続けなさい。また、喜んでいる人がいたら、昼も夜も、主を賛美しなさい。」(ヤコブ5:13LB)
逆境の時は、祈り続け、順境のときは、主を賛美し続ける、この姿勢が大事です。