「そのころバプテスマのヨハネが現れ、ユダヤの荒野で教えを宣べ伝えて、「悔い改めなさい。天の御国が近づいたから」と言った。」(1,2節)
「悔い改め」とは単に悔いることではありません。「考え方を変える」という意味があります。自分中心の思考から神中心の思考に変えることを意味します。ですからメッセージ訳ではこう訳しています。
「あなたの生き方を変えなさい。神の御国はここにあるから。」
「天の御国」は「神の統治」を意味します。「荒野で叫ぶ者の声」(3節)はイザヤ書40:3からの引用で、その叫ぶ内容は6節以下に出てきます。特に9,10節が中心です。
「声をあげよ。恐れるな。ユダの町々に言え。
『見よ、あなたがたの神を。』
見よ。神である主は力をもって来られ、その御腕で統べ治める。」
天地万物を造られた主なる神を見上げ、その統治を受け入れること、これが、主の道を用意することです。今日は、今年最初の主の日。ともに主に礼拝を捧げましょう。