「良い木はみな良い実を結び、悪い木は悪い実を結びます。」(17節)
文脈でも明らかなように、この発言の背後には偽預言者の問題があります。
「彼らは羊の衣を着てあなたがたのところに来るが、内側は貪欲な狼です。」(15節)
ですからメッセージ訳ではこう訳しています。
「カリスマ性に感銘を受けてはいけない。品性(キャラクター)を捜し求めてください。」
もちろん、品性は木のように一夜にして身につけられるものではありません。使徒パウロも言います。
「苦難が忍耐を生み出し、忍耐が練られた品性を生み出し、練られた品性が希望を生み出すと、私たちは知っているからです。」(ローマ5:3,4)
日々の歩みの中でどのように生きていくかが私たちの品性を生み出していきます。「偽預言者」に騙されないように、日々主の御言葉に耳を傾けていきましょう。