「まことに、あなたがたに言います。世界中どこでも、この福音が宣べ伝えられるところでは、この人がしたことも、この人の記念として語られます。」(13節)
イエス様に高価なものを捧げることは断じて無駄なことではありません。しかし、「非常に高価な香油」をイエス様の頭に注いだ女性に対して、弟子たちは「何のために、こんな無駄なことをするのか。」と憤慨しました。弟子たちは、「この香油なら高く売れて、貧しい人たちに施しができたのに。」と言いますが、そのように批判する人が、本当に、そのすべてを慈善のために捧げる気持ちがあるかどうかもわかりません。そもそも、王の王、主の主なるイエス・キリストに礼拝を捧げるために、惜しみなく資源を用いることをもったいないと言う姿勢は、聖書的ではありません。最高のものをイエス様に捧げたいと言うこの女性の姿勢を、私たちはイエス様が言われたように語る必要があります。