「ここに、大麦のパン五つと、魚二匹を持っている少年がいます。でも、こんなに大勢の人々では、それが何になるでしょう。」(6:9)
イエス様が用いたのが少年のお弁当だったことに驚きを感じます。
少年が自分のお弁当を捧げたことも驚きですが、それを受けとめた弟子たちにも驚きます。
少年のお弁当を取り上げるなんてと思う人もいるかもしれません。
しかし、神はどんな小さき者の捧げものも蔑まれることはありません。
少年一人が満足できる量と思っていたのが、五千人が十分食べられる量だったというのです。
少年の捧げものは、労働者二〇〇日分の労賃以上の価値がありました。
私たちは断じて、「何の足しになるでしょう」と言ってはいけません。
神は私たちの捧げものを用いて大きな御業を現してくださいます。
主に期待して、捧げていきましょう。