「わたしはあなたがたに新しい戒めを与えます。互いに愛し合いなさい。わたしがあなたがたを愛したように、あなたがたも互いに愛し合いなさい。互いの間に愛があるなら、それによって、あなたがたがわたしの弟子であることを、すべての人が認めるようになります。」(13:34,35)
キリストが私たちに与えた「新しい戒め」は「互いに愛し合うこと」でした。
残念ながら教会の歴史を振り返るならば、なおざりにされてきた感が否めません。
キリストの弟子であることを人々が認めるためには、「互いに愛し合うこと」だと言われたのにも関わらず、分裂の歴史が繰り返されてきました。
イエス様は弟子たちの足を洗い、こう言われました。
「主であり、師であるこのわたしが、あなたがたの足を洗ったのであれば、あなたがたもまた、互いに足を洗い合わなければなりません。」(14節)
すなわち、欠点を批判し合うのではなく、補い合うことを命じられたのです。