使徒 17章

「そして、「キリストは苦しみを受け、死者の中からよみがえらなければならなかったのです。私があなたがたに宣べ伝えている、このイエスこそキリストです」と説明し、また論証した。」(17:3)

パウロはテサロニケのユダヤ人会堂で、「聖書に基づいて彼らと論じ合った。」(2節)と言います。

聖書に基づく議論も聖書的な伝道方法の一つです。

パウロが説明し、証明しようとしたことは二つあります。

一つは、聖書が約束するメシア(キリスト)は、苦しみを受け、死者の中からよみがえらなければなかったということです。

これはエゼキエル書37章後半に出てくる彼らの王となる主のしもべダビデ(37:25)のことと考えられます。

37章の前半は枯れた骨が生き返る幻なので、メシアは死者の中からよみがえらなければならないことを示唆していると考えられます。

そして証明しようとしたもう一つのことは、イエスがそのメシアだと言うことです。

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