「ですから、皆さん、元気を出しなさい。私は神を信じています。私に語られたことは、そのとおりになるのです。」(27:25)
パウロはリーダーである百人隊長に警告をしました。
「しかし百人隊長は、パウロの言うことよりも、船長や船主のほうを信用した。」(11節)
どんなに危険を察知しそれを伝えても、聞いてもらえない、無力さを感じる時があります。
思った通りの状況にパウロは言います。
「皆さん。あなたがたが私の言うことを聞き入れて、クレタから船出しないでいたら、こんな危害や損失を被らなくてすんだのです。」(21節)
聖書の神は、失敗したら終わりではない、セカンドチャンスの神です。
神は私たちを見捨てることも、見放すこともありません。
だから私たちはパウロのように希望のメッセージを語り続けます。
「さあ、元気を出して、私は神を信じています。神様がおっしゃることにうそはありません。」(LB)