ローマ 4章

「主イエスは、私たちの背きの罪のゆえに死に渡され、私たちが義と認められるために、よみがえられました。」(4:25)

「義と認める」と言う意味を鎌野直人先生は、このように説明しています。

「主がアブラハムを『契約のパートナーとして信頼のおける存在』だと認めることを表現していることになります。主のことばに対するアブラハムの信頼を見て、世界の諸国を祝福するという神のわざを実行するパートナーがアブラハムである、と主がお認めになったのです。」(「聖書六十六巻を貫く一つの物語」いのちのことば社)

つまり、イエス・キリストの十字架と復活の御業のゆえに、イエス・キリストを信じる者は今、神の契約のパートナーとして認められていると言う意味だというのです。

キリスト教会が、神の契約のパートナーとして福音を宣べ伝えていく時、神のわざは私たちを通してこの地上で進められ、神の信実はこの世界に示されます。

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