「しかし主は、「わたしの恵みはあなたに十分である。わたしの力は弱さのうちに完全に現れるからである」と言われました。ですから私は、キリストの力が私をおおうために、むしろ大いに喜んで自分の弱さを誇りましょう。」(12:9)
パウロは
「パラダイスに引き上げられて、言い表すこともできない、人間が語ることを許されていないことばを聞きました。」(4節)
と言います。
天国は本当にあります。
キリストを信じる者は、この地上を去る時、パラダイスに引き上げられます。
パウロはその体験のゆえに、高慢にならないように「肉体に一つのとげ」(7節)が与えられたと言います。
それが何であるか分かりません。
しかし、身体的な問題であったようです。
パウロはその身体的な問題がとりさられるように祈り求めましたが、神の答えは、「神の恵みは十分」ということでした。
私たちの弱さを通して神の力が現されるからです。
自分の力でないと分かるならば、全ての栄光は主のものとなるからです。