「ユダヤ人もギリシア人もなく、奴隷も自由人もなく、男と女もありません。あなたがたはみな、キリスト・イエスにあって一つだからです。」(3:28)
哲学者のソクラテスは、毎日、このように言っていました。
「感謝すべき幸運、三つの祝福がある。一つは、獣ではなく、人間として生まれたこと。次は、女性ではなく、男性に生まれたこと。三つ目は、野蛮人ではなく、ギリシア人であること。」
使徒パウロがそのことを知っていた可能性はありますが、人が、イエス・キリストとの交わりの中に入ってくるならば、ユダヤ人であろうとギリシア人であろうと、奴隷であろうと自由人であろうと、男性であろうと女性であろうと、差別はもう存在しないと言います。
違いがなくなるということではありません。
イエス・キリストの十字架のもと、すべての人は同じ地面に立っているということです。
キリストの中で、人種(race)、社会的地位(social status)、性別(gender)の優劣はありません。