紅海のおもいで

ビブリオン(聖書を学ぶ会)ではいま出エジプト記を一章ずつ学んでいます。

教会学校の教材も最近ずっとモーセについてだったこともあり、私の頭の中もかなりエジプトな感じになっています。

30年近く前、はじめてエジプトに行ったとき紅海が紅い海ではないことにとても驚きました。

それは今までに見たことがないほど、透明で美しい水をたたえた海の姿だったのです。

訪問が夏だったこともあり、青空と眩しい太陽の下できらきらと輝く水晶のような海の景色は一瞬自分がどこにいるかを忘れてしまいそうになるほどでした。

そんな海辺で宿営していたイスラエルの民は、きっとこの時の私と同じようにその美しさに感動したのはなないかしら、とふと思いました。

ようやく脱出できたという安ど感をもしかしたらここで初めて感じることができたのかもしれません。

しかし、ほっとしたのもつかの間、ファラオの軍勢がイスラエルの民に襲い掛かってきます。

映画「十戒」の最も印象的な場面を思い出しつつお別れしましょう。

さよなら、さよなら、さよなら。

(小山晶子牧師夫人)

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