「こうして汚れた霊どもは、ヘブル語でハルマゲドンと呼ばれる場所に王たちを集めた。」(16:16)
聖書の中のことばで有名で、誤解されている言葉は「ハルマゲドン」だと思います。
「ハルマゲドン」は二つのヘブル語を組み合わせたもので、「ハル」は「丘」、「マゲドン」は、「メギド」というイスラエルの北部の地域の場所のことです。
この章にあるように、世の終わりに世界の国々はサタンにだまされて、イスラエルのメギドに世界の軍勢を集結させます。
しかし、神に対抗できるはずはありません。結局は、この後19章に出てきていますように、一方的に、天の軍勢に裁かれます。
「ハルマゲドン」と言いますと、すぐ、この世の終わりの善悪の戦いとしか考えられないと思いますが、今を生きる私たちにとっての「ハルマゲドン」は、サタンにだまされて、「神になろう」、「神に対抗しよう」とする人類の問題です。
神を神として認めることがまず大切なことです。