「イエスはガリラヤ全域を巡って会堂で教え、御国の福音を宣べ伝え、民の中のあらゆる病、あらゆるわずらいを癒やされた。」(4:23)
イエス様の働きの特徴は三つありました。
一つ目は、会堂で教えること。
もちろん、ユダヤ人会堂(シナゴーグ)で教えられたという意味は、聖書を教えられたと言うことです。会堂では聖書が朗読され、その解説があり、祈りが行われていたからです。
二つ目は、御国の福音を宣べ伝えること。
「御国」とは「神の統治(支配)」を意味します。
「良い知らせ(福音)を伝える人の足は、山々の上にあって、なんと美しいことか。平和を告げ知らせ、幸いな良い知らせを伝え、救いを告げ知らせ、「あなたの神は王であられる」とシオンに言う人の足は。」(イザヤ52:7)
三つ目は、あらゆる病、あらゆるわずらいを癒されたこと。
神の統治(支配)は癒しの御業によって現されました。
イエス・キリストは今も、生きて、働かれています。