「そして、群衆に草の上に座るように命じられた。それからイエスは、五つのパンと二匹の魚を取り、天を見上げて神をほめたたえ、パンを裂いて弟子たちにお与えになったので、弟子たちは群衆に配った。」(14:19)
男だけで5千人の群衆に対して、イエス様は弟子たちに、
「あなたがたがあの人たちに食べる物をあげなさい。」
と言われました。
弟子たちは自分たちが準備できる全てをイエス様に差し出して言いました。
「ここには五つのパンと二匹の魚しかありません。」
するとイエス様を5つのパンと2匹の魚をとり、天を見上げて賛美の祈りを唱えて、パンを裂いて弟子たちに渡しました。
それはユダヤ人の日常の食事を想起させるものでした。
しかし、弟子たちが群衆に配ると
「人々はみな、食べて満腹した。」
と言います。
私たちは「しかありません」と思うのですが、持てるものをイエス様に捧げるとき、イエス様はそれを用いて偉大なる奇跡を行われます。