「イエスは言われた。「あなたがたの信仰が薄いからです。まことに、あなたがたに言います。もし、からし種ほどの信仰があるなら、この山に『ここからあそこに移れ』と言えば移ります。あなたがたにできないことは何もありません。」(17:20)
弟子たちが悪霊を追い出せなかった理由を、イエス様は信仰の薄さ(「小信仰」直訳)だと言いました。
十章でイエス様が弟子たちに権威を授け、遣わした時、弟子たちは神の力を体験したはずでした。
「からし種ほどの信仰」とあるように、イエス様の真意は信仰のサイズではないと思われます。
弟子たちは自分たちの信心で追い出せると思い込んでいたのだと思います。
弟子たちは、自分たちではなく、神に働いていただくことを信じ、期待する、生きた真の信仰が必要だったのです。
人にはできないことも、神にできないことはありません。
だから、生ける神に信頼する者には、できないことは何もありません。