「イエスは彼らをじっと見つめて言われた。「それは人にはできないことですが、神にはどんなことでもできます。」」(19:26)
金持ちの青年に対し、イエス様は言われました。
「完全になりたいのなら、帰って、あなたの財産を売り払って貧しい人たちに与えなさい。そうすれば、あなたは天に宝を持つことになります。そのうえで、わたしに従って来なさい。」(21節)
金持ちの青年は、「このことばを聞くと、悲しみながら立ち去った。」(22節)と言います。
ヨーダーという学者は、これは神(シャロームの経済学)か、抑圧と搾取の「富の経済学」かの選択だと言います。
事実、金持ちの青年とは対照的に、取税人ザーカイは自分の財産を施します。(ルカ19章)
立ち去る者もいれば、神に従う者もいます。
「人は自分の主権者を選ばなければならない。」(ヨーダー)