「シモンの姑が熱を出して横になっていたので、人々はさっそく、彼女のことをイエスに知らせた。イエスはそばに近寄り、手を取って起こされた。すると熱がひいた。彼女は人々をもてなした。」(1:30,31)
シモンはペテロ(ケファ)のことです。
ペテロが結婚していたことはパウロの発言からもわかります。
「私たちには、ほかの使徒たち、主の兄弟たちや、ケファのように、信者である妻を連れて歩く権利がないのですか。」(1コリント9:5)
ペテロの妻がいつキリスト者になったかは記されていませんが、この直前に漁師だったペテロにイエス様は言いました。
「わたしについて来なさい。人間をとる漁師にしてあげよう。」
それに対してペテロは「すぐに網を捨てて、イエスに従った。」(18節)。
ペテロの姑が、心配になって熱を出したのかどうかは分かりませんが、イエス様はそばに近寄り、手を取って起こし、彼女を癒されました。
そして彼女も奉仕者となります。