Ⅱコリント 8章

「さて、兄弟たち。私たちは、マケドニヤの諸教会に与えられた神の恵みを、あなたがたに知らせようと思います。」(1節)

 この箇所でパウロが言う「神の恵み」とは「献金」のことです。ここでは特に「マケドニヤの諸教会に」とありますが、それはピリピの教会のことを指しています。二節にこうあります。「多くの試練や困難のただ中にあったマケドニヤの諸教会が、ひどく貧しいにもかかわらず喜びに満ち、その結果、あふれるほど惜しみなく、他の人々に施すようになりました。」(LB)パウロはピリピ書で彼らのことを言っています。「贈り物を感謝するのはもちろんのこと、何よりもうれしいのは、その親切な行いのゆえにあなたがたが受ける、豊かな報いのことです。」(ピリピ4:17LB)貧しさの中にある人から献金を受けることは申し訳なく感じます。しかし、献金をすることを通して受ける豊かな報いは、それ以上です。ですから献金は私たちに与えられた神の恵みの世界なのです。

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