マルコ 11章

「そして、前を行く人たちも、後に続く人たちも叫んだ。「ホサナ。祝福あれ、主の御名によって来られる方に。」(11:9)

イエス様がエルサレム入城をされる時、群衆は「ホサナ」と叫びました。

「ナ」は英語の「プリーズ」に相当する語で、「ホサ」は「お救いください」と言う意味があります。

ですから、「ホサナ」は「お救いください。お願いします」と言う意味です。

もちろん、「お救いください。お願いします」と言う対象は「救い主」以外にあり得ません。

それで、「ホサナ」は賛美の叫びの定型句となりました。

「祝福あれ」も賛美の叫びの定型句です。子ろばに乗られた理由は、旧約聖書の預言の成就だからです。

娘シオンよ、大いに喜べ。娘エルサレムよ、喜び叫べ。見よ、あなたの王があなたのところに来る。義なる者で、勝利を得、柔和な者で、ろばに乗って。雌ろばの子である、ろばに乗って。」(ゼカリヤ9:9)

イエス様は預言された王として入城されたのです。

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