「そして、前を行く人たちも、後に続く人たちも叫んだ。「ホサナ。祝福あれ、主の御名によって来られる方に。」(11:9)
イエス様がエルサレム入城をされる時、群衆は「ホサナ」と叫びました。
「ナ」は英語の「プリーズ」に相当する語で、「ホサ」は「お救いください」と言う意味があります。
ですから、「ホサナ」は「お救いください。お願いします」と言う意味です。
もちろん、「お救いください。お願いします」と言う対象は「救い主」以外にあり得ません。
それで、「ホサナ」は賛美の叫びの定型句となりました。
「祝福あれ」も賛美の叫びの定型句です。子ろばに乗られた理由は、旧約聖書の預言の成就だからです。
「娘シオンよ、大いに喜べ。娘エルサレムよ、喜び叫べ。見よ、あなたの王があなたのところに来る。義なる者で、勝利を得、柔和な者で、ろばに乗って。雌ろばの子である、ろばに乗って。」(ゼカリヤ9:9)
イエス様は預言された王として入城されたのです。