「幼子は成長し、その霊は強くなり、イスラエルの民の前に公に現れる日まで荒野にいた。」(1:80)
「その霊は強くなり」という後に、「荒野にいた」とあります。
荒野での生活のために神がバプテスマのヨハネの霊を強くされたのか、荒野で彼の霊が強くされたのか、どちらかというよりも、その両方の意味が込められているのかもしれません。
そもそも、どうしてヨハネが荒野にいたか、その理由もわかりません。
エッセネ派との関係を示唆する学者たちもいますが、確かではありません。
一つはっきりしていることは、神がバプテスマのヨハネをその働きのために整えられたということです。
キリストが生まれてくる前に、神がバプテスマのヨハネを整えられたということを私たちは覚えたいと思います。