「イエスは答えられた。「上から与えられていなければ、あなたにはわたしに対して何の権威もありません。ですから、わたしをあなたに引き渡した者に、もっと大きな罪があるのです。」」(19:11)
ピラトは王の王、主の主である神の御子、イエス・キリストに対してこう言いました。
「私にはあなたを釈放する権威があり、十字架につける権威もあることを、知らないのか。」
ピラトは、自分が権威を持っていると思い込んでいましたが、神の許可なくして何の権威もないことを知りませんでした。
興味深いことにイエス様はこう付け加えられます。
「ですから、わたしをあなたに引き渡した者に、もっと大きな罪があるのです。」
イエス様を引き渡した者とはユダのことでしょうか。
それとも大祭司カヤパのことでしょうか。
暗闇の力、サタンのことだと思います。
だから十字架は暗闇の力、サタンへの断罪、裁きの時となり得たのです。
十字架は神の勝利です。