詩篇 4篇

「知れ。主はご自分の聖徒を特別に扱われるのだ。私が呼ぶとき主は聞いてくださる。」(4:3)

2節から推測すると詩人は辱められていたことが分かります。

生きていく中で辛いことの一つは、自分の評判を落とすようなことを言われたり、自分の存在を否定するようなことを言われたりすることだと思います。

残念ながら、根拠もなく責められるということは、私たちの人生の中では起こりうることです。

しかし、詩人は祈りを聞いてくださる主の存在に目が開かれます。

神の恵みの中に生きる人を、神は特別に扱ってくださるということに目が開かれたのです。

月本先生は「神に信頼しない人は神に祈らない。」と、祈りに導かれていることこそ神に信頼を寄せている印だと言います。

「祈るという行為のなかで、自らが神の大いなる権能のなかに生かされていることを感じ取ることができる。そこに何物にもまさる『心の喜び』が与えられ、『安らぎ』が訪れる。」と言います。

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