「しかし私は義のうちに御顔を仰ぎ見目覚めるとき御姿に満ち足りるでしょう。」(17:15)
ダビデの祈り、それは何よりも横暴な敵が処罰されることでした。
ダビデは訴えます。
「主よ、立ち上がり、戦ってください。彼らを追い返してください。早く来てくださり、地上の利得しか考えていないこの世の人々から私を救ってください。神は彼らの家をご自身の宝で満たされたので、彼らの子も孫も裕福になりました。」(13,14LB)
不条理に見えるこの世界で、ダビデは神が裁がれる朝を待ち望みます。
「しかし、私の関心は富にはなく、私が神を見ているかどうか、また、神と正しい関係にあるかどうかにあります。私は天で目覚めるとき、この上ない満足感にひたるでしょう。神の御顔をじかに見るからです。」(15節LB)
この地上の利得に心を奪われるか、それとも、神を認め、神との正しい関係に生きるか、神が裁かれる朝は来ます。